ヒトの健康循環 流れを意識し健康に!

食事

食事は細胞が働く為の材料を得るために行います。
タンパク質、脂質、糖質、ビタミン、ミネラル、食物繊維、6大栄養素どれもが重要です。
この時、体に負担をかけるものをなるべく入れないことも重要です。
添加物が多い食品、濃い味は美味しく感じますが、重要な栄養素が大きく欠けているものも多いのです。
細胞が働くための栄養を意識してみると良いでしょう。

消化

食事で食べた栄養を体の中に吸収する為には、細かく消化しなければなりません。
消化の過程には咀嚼、消化酵素、消化酵素の材料(タンパク質など)、補酵素、自律神経(特に副交感神経)などが関係しています。
しかし、そのなかでも咀嚼は唯一、自分自身で意識ができる工程です。
よく噛むことでより消化が進み、必要な栄養を吸収しやすくしましょう。
腹8分でゆっくりよく噛んで食事をするとより良いでしょう。
また消化器系は副交感神経が優位の時に良く働きます。
その為には腹式呼吸や瞑想、軽い有酸素運動などでリラックスする事が重要です。

吸収

消化された栄養は腸で吸収されます。
しかし、腸内環境が悪玉菌優位な状態(悪い環境)が続けば、腸の機能は低下してしまいます。
それはつまり栄養吸収の働きが下がり、さらに健康を保つ為のかなめである免疫力も低下するということです。
その為、腸内細菌のために食物繊維を摂り、必要に応じて有用菌を摂取する事を意識することが重要です。
腸内環境の判断は、便やおならの臭いで判断できます。
食事に食物繊維が少ないと臭いもひどくなってしまいます。まごわやさしい、の食事を意識してみましょう。

運搬

吸収された栄養は、血流にのって運ばれます。
毛細血管は体の隅々まで栄養を運ぶ道の役割をしています。
血管の健康を保つことは栄養を摂ることと同じくらい重要なのです。
その為、糖の過剰摂取、睡眠不足、運動不足、酒・たばこには要注意です。
毛細血管が消失する現象「ゴースト血管」を促してしまうからです。
毛細血管が減れば、栄養が届きにくくなり、細胞が衰えていってしまいます。

利用

血流によって運ばれた栄養素は細胞に届き利用されていきます。
必要な栄養が足りていないとその作業がスムーズに行われないため、タンパク質、脂質、糖質、ビタミン、ミネラル、食物繊維を意識して摂る事が重要です。

排泄

排泄は体にとって不要なものを外に出す工程です。
スムーズに不要なものを外に出すためには、水分補給や軽い運動、睡眠を良くとることが重要です。
また、ファスティング(断食)を行うことも不要なものを出す助けとなるのでおすすめです。

まとめ